時代をプロデュースした伝説の男「小谷正一」。日本においてプロデューサーという仕事を確立した人でもある。広告代理店の電通を単なるスペースブローカーからクリエイティブ集団に変えていったときのお弟子さんであり、『メディアの河を渡るあなたへ 小谷正一物語』 の著者である岡田芳郎(おかだ よしろう)さんに、伝説的なその生き様と人となりについてお聞きした。前編では、 西宮球場で行った「闘牛」、坂口安吾を使った「覆面小説」、初の 民放ラジオ局、新日本放送の開局、パ・リーグの創設、オイストラッフとマルセル・マルソーを招聘した話などをお話しいただいた。
このトークブックには以下の7つのエピソードが収録されています。
・メディアに命を吹き込んだ男
・夕刊新大阪新聞で「闘牛」を開催
・「闘牛」の赤字を「欧州名作絵画展」で取り戻す
・坂口安吾に覆面小説で『信長』を書かせる
・毎日オリオンズとパ・リーグを設立
・初の民放ラジオ局、新日本放送(NJB)を開局
・オイストラッフとマルセル・マルソーを招聘