都鳥三兄弟の家に世話になっていた石松が旧知の兄貴分である七五郎と出会う。七五郎は隣町まで来てなぜ、俺の家に来ないのかと、石松の無沙汰を責め、七五郎が石松を連れ帰宅する。昔話しと酒でもてなす七五郎が石松に都鳥に貸した100両は返ってこない。その金は俺が用意するから諦めろと説き伏せる。酒が入った石松は七五郎の話を聞かず、止めるのを振り切って都田村に戻る。借金の期限の20日が過ぎて石松が都鳥三兄弟に取り立てを迫る。これが元となって石松が命を落とす物語。
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