親が子を、子が親を想う心は生き死にを問わないのかも知れない。きょうこさんが、まだ小学校3年か、4年のある年、引っ越したばかりの街のマンションからそれまでかかりつけだった山向こうの小児科に母親と2人で診察を受けに行った帰り道。いつもはバス移動だが、この日は早く終わり歩いて帰っていたそうで、まもなくトンネルに差し掛かろうという時に、足元から幼い声で「お母さん」と…。
親が子を、子が親を想う心は生き死にを問わないのかも知れない。きょうこさんが、まだ小学校3年か、4年のある年、引っ越したばかりの街のマンションからそれまでかかりつけだった山向こうの小児科に母親と2人で診察を受けに行った帰り道。いつもはバス移動だが、この日は早く終わり歩いて帰っていたそうで、まもなくトンネルに差し掛かろうという時に、足元から幼い声で「お母さん」と…。