東京は両国駅近くにある江戸東京博物館の小ホールで自主興行で毎月始めた【お昼のツキイチ落語会】14時開演、木戸銭2000円で昼下がりのひと時を皆さまに落語を楽しんで頂こうと考えましたが、皆さん昼間は働いているという現実にぶつかり秘密倶楽部になっております。昼間ご都合のつく皆様のお越しをお待ちしております。
以前に国立演芸場の独演会でも試みた左甚五郎三席です。余計な事は言わずにスッキリやるつもりがダラダラと喋ってしまいました。一席目の【竹の水仙】では宿屋は相模屋にして抜け雀と同じ夫婦の設定です。あーしょうこーしょうとあやふやな部分がそのまま出ています。二席目の【三井の大黒】独演会後はほとんど演りませんでしたので再び再構成してのチャレンジ。名人であり変人の甚五郎を描くのは難しい。大工の政五郎は大工調べの後の政五郎設定。変なオチを持ってきましたが、さて名人甚五郎がこんな事を言うかしらという…。三席目の【ねずみ】は老年期に入った甚五郎という感じでしょうかね、変な感じが前二席よりも減って落ち着いていますが、口が回らず自分で何を言ってるか分からなくなる程ですいません。これも低気圧のせいという事にしておきます。
これらのお噺はApple Musicでも聴くことができます。