昔々、あるところに嫁いでまいりました嫁っこ。やさしくて、きれいで、気立てが良くて…言うことなしの自慢の嫁っ子でございましたが、だんだんとこの嫁の顔色が悪くなり、見る見るうちに元気が無くなってくる。訳を聞けば、嫁っ子は「屁」を我慢していたという。なんだ、そんなことか、それなら遠慮はいらぬとばかりに笑い飛ばした婆さま。ところがこの嫁っ子の屁が、ただの屁ではございません。この嫁っ子の屁がさまざまな困難を解決していく…という、おなじみの昔話。
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