コンテンツ紹介

ホーム > 和の音楽 > 南部民謡編 第1集(心の故郷 日本の民謡)

南部民謡編 第1集(心の故郷 日本の民謡)

山下与五郎,赤坂良蔵,久保正幸 他 2019/10/19発売 2400円 

視聴・購入

故藤尾隆造氏が全国を巡り監修したのが本シリーズ「心の故郷 日本の民謡」です。本作品に収められている幾つかを藤尾氏の解説で紹介します。

南部甚句:八戸甚句とも呼ばれ、ハットセの掛け声で知られる。宮城県の塩釜甚句が移入されたと云われるが、その塩釜甚句は船頭衆によって持ち込まれた南部あいや節から生まれたらしい。つまりこの唄はふるさと南部に里帰りしたことになる。この辺りが民謡の不思議さでもあり面白いところである。うかれ節的な味わいが特色のこの唄は、酒席にはもってこいである。

とらじょさま:「虎蔵」がなまって「とらじょ」となったようである。「虎蔵」は生まれもどんな人物かもわからないが、気立ての良い男だったらしく、町使いのついでに、白粉や蛇の目傘を村の娘たちにプレゼントしたとか。もう一人唄に出てくる「天間のみよ子」と言う女性は七戸の軍馬の牧草畑の人夫に雇われて、若者たちの憧れの的だったと言われる。しかし仲間たちには目もくれず坪村の元八と結婚してしまった。「とらじょさま」の歌詞は盆踊りの時、即興で唄うので難しいが、理屈なしに人間性が豊かでユーモアに溢れている。

収録曲
1. 南部餅搗唄
2. 白銀ころばし
3. 南部馬方三下り
4. 八戸小唄
5. 南部牛追い唄
6. 来満牛方節
7. 南部甚句
8. 南部田の草取り唄
9. 南部じょんから節
10. とらじょさま
11. 南部都都逸(一)
12. 南部都都逸(二)
13. 南部荷方節
14. 南部トンコ節(一)
15. 南部トンコ節(二)
16. 鴨落ちた

このアルバムはApple Musicでも聴くことができます。

(広告) 民謡が語る旅はこちらから!

JAL 日本航空 特便割引 JAL 日本航空