日本浪曲協会の協力を得て提供する浪曲の名曲選、初代春日井梅鶯の浪曲「佐倉義民伝」から「甚兵ヱ渡し」の一席。下総国印旛郡公津台方村の名主佐倉宗吾(佐倉惣五郎)が、佐倉藩の重税の負担に苦しむ農民を代表して将軍に直訴を決意するが、一目家族に会おうと戻ってくる。家まであとわずかという、印旛沼の渡船場へと辿着き、渡し守の甚兵衛と会う。甚兵衛は宗吾に、くにの状況や舟が役人によってつながれていることを話す。宗吾は家に戻るのをあきらめて去ろうとするが、直訴の決心を察した甚兵衛は、お咎めを覚悟で舟を出ことに。
日本浪曲協会の協力を得て提供する浪曲の名曲選、初代春日井梅鶯の浪曲「佐倉義民伝」から「甚兵ヱ渡し」の一席。下総国印旛郡公津台方村の名主佐倉宗吾(佐倉惣五郎)が、佐倉藩の重税の負担に苦しむ農民を代表して将軍に直訴を決意するが、一目家族に会おうと戻ってくる。家まであとわずかという、印旛沼の渡船場へと辿着き、渡し守の甚兵衛と会う。甚兵衛は宗吾に、くにの状況や舟が役人によってつながれていることを話す。宗吾は家に戻るのをあきらめて去ろうとするが、直訴の決心を察した甚兵衛は、お咎めを覚悟で舟を出ことに。