相撲甚句(すもうじんく)とは邦楽の一種。大相撲の巡業などで披露される七五調のはやしうたである。土俵の上で何人かの力士が輪になって立ち、輪の中央に1人が出て独唱する。周囲の力士たちは手拍子とどすこい、あ〜どすこいどすこいといったような合いの手を入れる。
このアルバムには33の相撲甚句が収められている。有名な物には「花づくし」「山づくし」「出世かがみ」がある。五のはやし唄や、三つの前唄なども含まれてる。最初は「寄せ太鼓」で始まり、最後は「跳ね太鼓」で締めくくられている。
演者は、呼び出し蝶太郎、森丿里、大化嶽、勝丿浦(鬼龍川)、霰川、桧山さくら、三遊亭右らん、三保ケ関(増位山)などである。
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