iJockey 師匠を語る ~三代目 桂文生が語る二代目 桂小文治

桂小文治、大阪生まれ大正6年に上京、以来東京にとどまり大正時代は八代目文楽、三代目柳好、小柳枝とならんで「睦の四天王」。昭和に入って日本芸術協会のちに落語芸術協会の副会長として柳橋を助け、また上方落語の復興に力を注いだ。三代目桂文生は昭和三十八年小文治の弟子である二代目桂枝太郎に入門、故有って大師匠である小文治の元で修行、そこで体験したエピソードの数々、小文治師匠の素顔、大阪落語界の状況、東京における名人達の群雄割拠の場面について、落語フアンにはたまらなく興味深い話がたっぷり。聞き手は元ニッポン放送演芸プロデューサー 塙 宏
収録は次の19です。
・じじいキラーと呼ばれて
・落語芸術協会の大親分
・大阪角座での出来事
・くさやと納豆
・当時の上方落語事情
・松鶴師匠が怒られる
・小文治師匠の女性観
・小文治師匠は茄子?
・小文治師匠の怒り方
・圓生師匠と喧嘩
・変わり身の早さ
・小文治師匠の得意ネタ
・自分の範疇をおかされるの嫌った
・その時期の志ん生師生は
・「落語長屋」の裏話
・圓生師匠にまつわる話
・昭和42年 師匠が亡くなって
・当時の名人達の逸話
・圓生師匠のおもいで