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パガニーニ:24の奇想曲 第1番~第12番

イヴァン・カワチウク 2019/12/25発売 764円 

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Niccolò Paganiniの24の奇想曲 作品1は、無伴奏のヴァイオリン独奏曲である。そのため、ヴァイオリンの重音奏法や、視覚的にも演奏効果の高い左手ピッツィカートといった超絶技巧が盛り沢山の作品である。ヴァイオリニストにとっては難曲とされている。作曲の時期は1800年代初頭の10年程の間にジェノヴァにおいてとされているが、具体的な場所は特定されていない。楽譜の出版は1820年にミラノでリコルディから「作品1」として出版された。楽曲の特徴としては、フランコ・イタリア派作曲家たちからの影響がみられるとされるが、Paganiniが好んだハーモニクスは影を潜め、舞曲や行進曲のリズムの使用、バロック音楽やジプシー音楽からの影響、ヴェネツィアの舟歌からの引用やギターのトレモロの模倣などが見られる。様々なヴァイオリン曲の中でも、特異な魅力を放っている楽曲といえるだろう。演奏はIvan Kawaciuk。
このアルバムでは24の奇想曲のうち第1番から12番までを収めている。
・第1番 ホ短調 アンダンテ
・第2番 ロ短調 モデラート
・第3番 ホ短調 ソステヌート プレスト
・第4番 ハ短調 マエストーソ
・第5番 イ短調 アレグロ アジタート
・第6番 ト短調 アダージョ
・第7番 イ短調 モデラート アッサイ
・第8番 変ホ長調 マエストーソ
・第9番 ホ長調 アレグレット
・第10番 ト短調 ヴィヴァーチェ
・第11番 ハ長調 アンダンテ プレスト テンポ I
・第12番 変イ長調 アレグロ

このアルバムApple Musicでも聴くことができます。