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ショパン:夜想曲集(2)

アルトゥール・ルービンシュタイン 2019/03/04発売 1050円 

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フレデリック・ショパンの夜想曲は、20歳の時から晩年に至るまでほぼ均等に創作されている。ほとんどが三部形式で、明瞭な中間部を持つものか、ロンド形式のものかに分けられる。ピアノ独奏曲としての夜想曲(ノクターン)は、ジョン・フィールドに始まる。ショパンはワルシャワ時代にすでにフィールドの作品に接したものと考えられている。フィールドの夜想曲は、基本的にアルペジョの伴奏の上に歌曲風のメロディが歌われるというもので、ベルカント唱法をピアノ音楽で表現することに長じ、サロン向けの音楽を作る必要のあったショパンにとって、ぴったりの楽曲形式であったといえよう。夜想曲の作曲はショパンの生涯にわたっているため、ショパン研究には欠かせないものとなっている。
このアルバムにはショパンの遺作とされる3曲を除く夜想曲第10番から第19番までの9曲が収められている。
・夜想曲 第11番 ト短調 Op.37-1
・夜想曲 第12番 ト長調 Op.37-2
・夜想曲 第13番 ハ短調 Op.48-1
・夜想曲 第14番 嬰へ短調 Op.48-2
・夜想曲 第15番 へ短調 Op.55-1
・夜想曲 第16番 変ホ長調 Op.55-2
・夜想曲 第17番 ロ長調 Op.62-1
・夜想曲 第18番 ホ長調 Op.62-2
・夜想曲 第19番 ホ短調 Op.72-1

このアルバムはApple Musicでも聴くことができます。