メンデルスゾーンの「夏の夜の夢」は、シェイクスピアの戯曲「夏の夜の夢」からインスピレーションを得て作曲されたとされている。1826年に「夏の夜の夢」序曲Op.21が作曲されたが、その後1843年に戯曲「夏の夜の夢」上演のための付随音楽として、改めて作曲されOp.61となった。但し序曲Op.21は、そのまま利用されている。「夏の夜の夢」序曲Op.21を作曲したときメンデルスゾーンは17歳であった。しかし作品の豊かな音楽性と素晴らしい完成度は、メンデルスゾーンの恐るべき才能を世に知らしめることになった。
このアルバムには以下の４つの楽曲が収められています。
・真夏の夜の夢：序曲 Op.21
・真夏の夜の夢：夜想曲 Op.61
・真夏の夜の夢：スケルツォ Op.61
・真夏の夜の夢：結婚行進曲 Op.61