フレデリック・ショパンが作曲した4つのバラードを集めたアルバム。バラード第1番ト短調は、ショパンが作曲した最初のバラード。バラード第2番ヘ長調は、ロベルト・シューマンに献呈されたが、シューマンはバラード第1番の方を評価していたとされている。ショパンはこの曲が、ある詩人の詩に触発されて作曲されたものであると語ったという。バラード第3番変イ長調は、4つのバラードの中で、唯一長調のまま終わっている。バラード第4番ヘ短調は、4曲のバラード中最後に作曲されたもの。ショパンの数あるピアノ作品の中で、最高傑作ともいわれている。ショパンの作曲技法が惜しげもなく駆使されており、いわゆる難曲とされている。ピアノ演奏はValentina Kamenikovaである。
・バラード 第1番 ト短調 Op.23
・バラード 第2番 へ長調 Op.38
・バラード 第3番 変イ長調 Op.47
・バラード 第4番 へ短調 Op.52
[5542]