この楽曲は、ハイドンが1786年にスペインのカディス大聖堂からの依頼によって作曲した楽曲。もとは管弦楽曲だが、後にハイドンによって、弦楽四重奏版等に編曲された。礼拝において、福音書のキリストの十字架上での7つの言葉を読み、瞑想する時間に演奏される音楽となっており、序章に始まり、7つの言葉に相応する7曲のソナタ、終曲はイエスの死に際して起こったという地震を表した曲という構成になっている。演奏はプラハ室内管弦楽団。
収録されているのは以下の9曲。
・弦楽四重奏曲 「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」 序曲
・弦楽四重奏曲 「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」 第1ソナタ
・弦楽四重奏曲 「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」 第2ソナタ
・弦楽四重奏曲 「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」 第3ソナタ
・弦楽四重奏曲 「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」 第4ソナタ
・弦楽四重奏曲 「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」 第5ソナタ
・弦楽四重奏曲 「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」 第6ソナタ
・弦楽四重奏曲 「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」 第7ソナタ
・弦楽四重奏曲 「十字架上のキリストの最後の七つの言葉」 終曲「地震」