メンデルスゾーンの作品のうち番号付きの交響曲は5作品とされている。「イタリア」と名付けられているこの作品は、イタリア旅行中に書き始められたとされ、躍動感のあるリズム、長調と短調の組み合わせによる明暗の表現等が特徴的で、メンデルスゾーンの交響曲中で最も親しまれている。但しイタリアの音楽を素材としているのは、第4楽章にイタリア舞曲のサルタレロが取り入れられているぐらいで、それ以外で目立つ要素はないとされている。演奏はチェコ・フィルハーモニー管弦楽団。
この交響曲第4番は以下の4楽章からなる。
・第1楽章 Allegro vivace
・第2楽章 Andante con moto
・第3楽章 Con moto moderato
・第4楽章 Saltarello, Presto
[4972]