パリ在住のチェリスト佐藤光氏が、帰国中に山中湖の『ゴーシュホール』で収録した無伴奏チェロ組曲の第1番、第2番、第5番を、チェロのアルバム「バッハ 無伴奏チェロ組曲」としてお届けします。
チェリストにとって「旧約聖書」とも言われ、生涯を掛けてその完璧な 演奏を目指す曲がこのJ.S.バッハの6つの無伴奏チェロ組曲である。長い間、単なる練習曲以上の価値を見いだされなかったこの曲を、若き日のパプロ・カザルスがバルセロナの本屋で見つけ十数年の研究の末公開演奏してから、一気にこの曲は世界中のチェリストの貴重な財産となった。
柳田邦男氏のCD評「音の響きに浸み渡るスピリチュアルなもの…」より
このアルバムはApple Musicでも聴くことができます。