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秋田民謡編 第1集(心の故郷 日本の民謡)

Various Artists 2019/08/01発売 2400円 

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民謡とは日本各地の生活や風俗の中で誰うたうともなく唄い出し、口から口へ伝承され、時の移ろいと共に洗練され自然に広まった経路があります。その背景には郷土生活での作業、労働に拍子をつけ、楽しさ、美しさを高め、心を動かす自然の曲律があります。いわば郷土に生まれた日本人の心の故郷がここにあると言えます。この貴重な文化を残すべく故藤尾隆造氏が全国を巡り監修したのが本シリーズ「心の故郷 日本の民謡」です。本作品に収められている幾つかを藤尾氏の解説で紹介します。

秋田節:雄物川が日本海に注ぐ河口の秋田市土崎港あたりで、北海道通いの北前船の船乗りたちによって艪漕ぎの唄として、また、酒席の酒盛り唄として唄われていた。昭和に入りレコードに吹き込まれて以来全国に広まり現在では新民謡として大ヒットし愛唱されている。

秋田酒屋唄:米どころ秋田は同時に美酒醸造の盛んなところである。従って酒造りに関する作業唄も多い。桶洗い唄から、洗い場唄、流し、米とぎ、酛すり、仕込み、槢突き等作業毎に唄が唄われたが、酒屋唄はその総括的な物とみていいだろう。歌詞には他の酒造り唄と共通のものも多い。
多くの酒造り作業唄は倉の作業場で作業テンポに合わせ唄われたが、大正以降は酒造技術の改善機械化が進み唄われなくなってしまった。

収録曲
1. 秋田音頭
2. 飴売節
3. 人形甚句
4. 生保内節
5. 正調生保内節
6. 秋田長持唄
7. 秋田節
8. 秋田船方節
9. 船川節
10. 秋田酒屋唄
11. 秋田酒屋米とぎ唄
12. 秋田酒屋もとすり唄(一) 
13. 秋田酒屋もとすり唄(二) 
14. 秋田酒屋仕込み唄 
15. 秋田酒屋櫂入れ唄 
16. 新タント節 
17. 竹刀打唄 
18. 秋田田植踊り唄 
19. 岡本新内 

このアルバムはApple Musicでも聴くことができます。

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