べートーヴェン作曲の「ピアノ・ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲 ハ長調」は、ヴァイオリンソナタ第9番『クロイツェル』、ピアノソナタ第21番『ワルトシュタイン』、ピアノソナタ第23番『熱情』、交響曲第3番『英雄』が作曲されたのと同じような時期の作品だ。ピアノとヴァイオリンとチェロの3人の奏者を必要とするためか、演奏されることは余りない。この3つの楽章からなる「ピアノ・ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲 ハ長調」は彼の唯一のチェロを伴った協奏曲である。
このアルバムには以下の3楽章が収められている。
・第1楽章 アレグロ
・第2楽章 ラルゴ
・第3楽章 ロンド アラ ポラッカ