読み手を求めて佇んでいた物語。時と場が整い、人と出会ったことで生まれた6つの物語。最終話の第6作は「喪に服す」です。
愛すべき存在を失ったリリアンは、母に揶揄されながらも、長い服喪の時間から抜け出せずにいる。それがふとした出会いから、ほろ苦くも猥雑な大人のファンタジー的なエンディングへと向かっていく・・・。夏木マリさんという語り手を得たからこそ、成立したこの「La Plage – ある役者の追想」シリーズを是非お聴きになってみてください。AppleMusicでもお聴き頂けます。
「La Plage – 喪に服す」
語り手:夏木マリ、著作:大丸康彦
この「La Plage – 喪に服す」の中で使用している楽曲は、ラヴェルの弦楽四重奏曲から第3楽章です。この楽曲はウィングエンタープライズ社のご協力を得て使用しています。