エリック・サティは「音楽界の変わり者」などと称され、その楽曲の印象から現代に近い時期の作曲家と思われることもあるが、ドビュッシーやラヴェルと同時代の作曲家である。ドビュッシーやラヴェルも彼ら自身「その多くの作曲技法はサティによって決定づけられたものだ」と述べている。サティの作品としては「ジムノペディ」や「グノシエンヌ」などが有名だが、この「びっくり箱」という楽曲は「子供がでたらめに歌っているようなメロディ」と評されることがあるぐらいユニークでちょっとクセのある曲である。
収録されているのは以下の3曲
・第1楽章 Prelude
・第2楽章 Entracte
・第3楽章 Final